分布 | 南日本。~南シナ海、インド・西部太平洋。沿岸の珊瑚礁域やその周辺にすむ。 |
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特徴 | 成魚の体は灰褐色で、黒色斑が体や各鰭にちりばめられる非常に美しい種類。幼魚は灰褐色の体で、体側には白色の横帯がある。英名のZebra sharkはここからきているようである。尾鰭は非常に長く、尾鰭長と体長はほぼ等しい。全長2.5mに達し、テンジクザメ目魚類としては大型になる種である。 |
生息環境 | 沿岸性で特にサンゴ礁域に多くみられる。 |
食性 | 夜行性で、夜間に魚類、甲殻類、軟体動物などを捕食する。 |
その他 | 本種は卵生とされており、卵は糸状の突起で固定される。夜行性で昼間は海底でじっとしている。食用として漁獲されるほか、幼魚は観賞魚として飼育されることもある。また水族館でもよく飼育される。
トラフザメ属魚類は1属1種であり、トラフザメ科Stegostomatidaeとしてジンベエザメ科から独立させることもある。ここでは青沼ほか(2013)に従う。なお、本種の学名はStegostoma fasciatumが広く用いられているが、この学名は実際の標本に基づいて命名されたものではないため、先駆けて提唱されたStegostoma tigrinum(元はSqualus tigrinum)が学名としてより適切であると考えられる。 |
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本種は卵生とされており、卵は糸状の突起で固定される。夜行性で昼間は海底でじっとしている。食用として漁獲されるほか、幼魚は観賞魚として飼育されることもある。また水族館でもよく飼育される。
トラフザメ属魚類は1属1種であり、トラフザメ科Stegostomatidaeとしてジンベエザメ科から独立させることもある。ここでは青沼ほか(2013)に従う。なお、本種の学名はStegostoma fasciatumが広く用いられているが、この学名は実際の標本に基づいて命名されたものではないため、先駆けて提唱されたStegostoma tigrinumが学名としてより適切であると考えられる。 |
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成魚の体は灰褐色で、黒色斑が体や各鰭にちりばめられる非常に美しい種類。幼魚は灰褐色の体で、体側には白色の横帯がある。英名のZebra sharkはここからきているようである。尾鰭は非常に長く、尾鰭長と体長はほぼ等しい。全長2.5mに達し、テンジクザメ目魚類としては大型になる種である。
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トラフザメ属魚類は1属1種であり、トラフザメ科Stegostomatidaeとしてジンベエザメ科から独立させることもある。ここでは青沼ほか(2013)に従う。なお、本種の学名はStegostoma fasciatumが広く用いられているが、この学名は実際の標本に基づいて命名されたものではないため、先駆けて提唱されたStegostoma tigrinum(元はSqualus tigrinum)が学名としてより適切であると考えられる。